フォッサトゥーン・トロールガーデン:グリムサー滝のほとりで巡る伝説散策

お子様連れでBorgarfjörðurを旅するなら、午前中の予定に組み込みやすいFossatúnがおすすめです。BorgarnesとHvítá渓谷を結ぶルート50沿い、Grímsá川とその急流のすぐそばに位置するこの場所は、アイスランドのトロールの伝承をテーマに作られています。川沿いには、トロールの彫刻や案内板が並ぶ短い「ストーリー・トレイル(物語の小道)」が続いており、トロールにあまり興味のない大人の方にとっても、美しい川辺の散策路として十分に楽しめます。
トロールの庭とストーリー・トレイル
この場所は、アイスランドの音楽業界からトロールの物語作家へと転身したSteinar Bergが手がけたプロジェクトです。彼の著書(Brian Pilkingtonが挿絵を担当)に登場するキャラクターたちが、トレイルのあちこちで迎えてくれます。道沿いにはトロールの彫刻が点在し、案内板には西アイスランドに伝わるトロールの伝説が複数の言語で紹介されているため、歩きながら物語を追いかけることができます。見どころの一つは、Bergの著書『The Last Troll』に登場するケルン(積石)です。ここには女トロールが自身の悩みと、石に刻まれた手形を残していったと言い伝えられています。
Grímsá川とTröllafossarを歩く
トレイルはGrímsá川に沿って進み、トロールのような形をした岩が物語のインスピレーションとなった急流、Tröllafossarを通り過ぎます。平坦で歩きやすい道からはBorgarfjörðurエリアの広大な景色を見渡すことができ、お子様の足でも1周約1時間(途中で切り上げればさらに短時間)で回れます。Grímsá川は、入植時代から知られるアイスランド有数のサケの遡上河川であり、夏には滝の下の淀みで釣り糸を垂らす釣り人の姿をよく見かけます。水際では急流が勢いよく流れているため、小さなお子様からは目を離さず、すぐに手の届く場所にいさせてあげてください。
基本情報
- アクセス:Borgarfjörðurの道路50号線沿いにあり、The Hvítá Innから車で約15分。
- 所要時間:トレイルを1周するのに約1時間。小さなお子様連れなら、午前中の半日を過ごすのにちょうどよいボリュームです。
- 持ち物:防水性の靴やブーツ(川沿いの道は湿っていることがあります)、雨具、飲み水。一部、足元が不安定な場所があります。
- おすすめの時期:トレイルの散策や釣り人の姿を見るには、晩春から初秋にかけてがベストです。看板や彫刻は屋外にあるため、晴れた日を選んでお出かけください。
- 現地の施設:ゲストハウス、小さなキャンプキャビン、季節営業のレストランのほか、Bergのトロール本を販売するショップがあります。
季節によって立ち入り制限が異なる場合があるため、出発前に遊歩道の最新の状況をご確認ください。
おすすめの滞在先
HvítárbakkiのHvítá川のほとりに佇むThe Hvítá Innは、Fossatúnからわずか15分ほどの場所にあります。そのため、トロールの庭への散策は、丸一日がかりの旅行ではなく、昼食前の気軽なお出かけにぴったりです。午前中にGrímsá川のトレイルを歩き、午後には渓谷に戻ってくることができます。客室には専用バスルームが完備されており、西アイスランドを広く周遊する拠点としても大変便利な立地です。最安値でのご予約は、Ourhotels.isから直接お申し込みください。
写真:Bromr(Wikimedia Commons経由、CC BY-SA 3.0)